1. 買い物・ショッピングモールの利便性
パタヤには、多数のショッピングモールが点在しています。代表的なものとして「セントラルフェスティバル」や「ターミナル21」、「ビッグC」、そして「テスコロータス」などがあります。ですが、ジョムティエンに住んでいるとこうした施設へのアクセスは遠く、また住む場所によって異なり、特に自炊や水の購入を考慮する場合、ジョムティエンエリアでも利便性の高いエリアを選ぶことが重要です。
一部の人々は地元の市場や露店を利用して食事を安価に済ませてますが、ジョムティエンのないとマーケットでも観光客向けの価格設定が一般的です。そのため、食品の調達にはBIGCサウスなど大型スーパーを活用するほうが合理的です。日本食材や輸入品はパタヤに行き「トップス」や「ビッグCエクストラ」で購入できますが、納豆など特定の商品は価格が日本の2～3倍になることがあります。
2. 食事事情
屋台や現地のレストランではある程度低価格で気軽に食事が楽しめますが、おなかの弱い人は衛生面には注意が必要です。時間が経つにつれて環境に適応する人もいますが、安価な油を使用している店舗が多いため、長い間接種していると太ったり、成人病まっしぐらになることがあります。
ジョムティエンは少ないですが、パタヤには日本食を提供する飲食店もあり、選択肢は豊富ですが、価格帯はタイ料理と数倍と高めです。特にリーズナブルな価格で提供される店舗を見つけるには情報収集が重要です。また、タイ料理の辛さに慣れていない場合は、「辛くしないで」を意味する「マイペット」や「唐辛子抜き」を意味する「マイサイプリック」と注文時に伝えるのがおすすめです。
3. 物価
タイの物価は、日本と比べて安い部分とそうでない部分があります。地元の生活スタイルを取り入れることで生活費を抑えることはできますが、輸入品やお酒については日本以上の出費を覚悟する必要があります。
最近の円安の影響により、以前よりも物価の差が縮小しており、日本と同じかそれ以上に感じることもあります。特に自炊の場合、電気代や大量の水が必要となるため、生活費を節約するのは容易ではありません。
4. 家賃と住居選び
ジョムティエンで住居を探す際、家賃は月8,000バーツから30,000バーツ程度が目安となります。海が見える物件は特に高額で、15,000バーツ以上を見込む必要があります。ジョムティエンの南部は海が近くてもかなり安いですね。逆に、中心部から離れると比較的安価な物件が見つかる可能性がありますが、利便性とのバランスを考慮することが大切です。
また、家賃に含まれる光熱費の有無は契約ごとに異なります。エアコンを頻繁に使用する場合、電気代は日本と同等かそれ以上になることがありますので注意が必要です。
5. 気候と日常の工夫
年間を通じて気温が高く、30℃を超える日がほとんどです。特に雨季はスコールが多発し、湿度も高くなります。ただし、12月から1月にかけては朝晩が涼しく、エアコンを使わず快適に過ごせる時期もあります。
日中の外出では、紫外線対策を怠らないことが重要ですが、短時間の外出ならそれほど問題にはならないでしょう。エアコンの使用を控えて扇風機を活用することで、電気代を節約することができます。
6. 医療と保険
私立病院はジョムティエンは少なくパタヤに行く必要があります。医療技術も高く快適に利用できますが、診察費用は3,000バーツ以上と高額です。ほとんどの場所で英語かタイ語のみです。一方、地元のクリニックは費用が抑えられる反面、英語対応が不十分で待ち時間が長い場合があります。
楽天などのクレジットカード付帯の保険やタイ国内の医療保険や日本の海外旅行保険に事前に加入しておくと、予想外の出費を抑えることができます。
7. 言語の壁と対策
タイ語が理解できると日常生活が格段に楽になりますが、観光地であるジョムティエンでは英語が通じなところはないですね。ただし、日本語対応の施設やサービスはほとんどありません。
基本的な挨拶やフレーズをタイ語で学ぶことで、現地の人々から良い印象を得ることができますが、発音に注意しないと誤解を招く可能性もあります。
8. 女性との関係
ジョムティエンにも北部にはナイトライフを楽しむ場所が数多く存在します。パタヤ同じく、交際相手が金銭目的の場合、大なり小なりトラブルに発展するケースが多いので、慎重に対応してください。相手の意図を見極めることが重要ですが、移住数か月ではほぼ無理で、簡単ではないことが多々あります。
9. 治安と安全対策
ジョムティエンの治安パタヤよりは比較的良好ですが、観光地特有のスリや詐欺のリスクもかなり減ります。ゆっくりな時間が流れているので安全です。 ただパタヤなどの繁華街を訪れる際は、身軽な格好でトラブルを避けることが賢明です。
